2020.02.04
血流が滞ると、腰痛や肩こりのほか、自律神経やホルモンバランスにも影響します。
筋力と柔軟性のバランスを整えるほか、リンパやツボへアプローチし、血流を促しましょう。
自宅で行う「背骨を滑らかに動かす“キャット&カウ”」、
職場で行う「太ももの血流を促すマッサージ」、
移動中に行う「胸部リンパの反射区を刺激」の3つのストレッチを紹介します。
体に無理のない程度に行いましょう。
💡背中がやわらかくなり、呼吸も深くなるので、運動の準備運動としても最適。
▼プロセス1:スタートの姿勢
よつんばいの姿勢になる。
▼プロセス1:NGの姿勢
腕の置く位置が前方になりすぎないよう、腕と太ももが床と垂直になるようにする。
▼プロセス2:背中を丸める(キャットのポーズ)
息を吐きながら肩甲骨の間の部分を引き上げるように、背中を丸める(キャットのポーズ)。この状態で5呼吸する。
▼プロセス3:背中を反らす(カウのポーズ)
息を吸いながら背中を反らして胸を開く。目線は天井に向ける(カウのポーズ)。5呼吸する。2、3を5セット行う。
プロセス1:スタートの姿勢
椅子に座って足を組み、組んだほうの足首を片方のふくらはぎの後ろに回す。
プロセス2:太もものマッサージ
足をギュッと組んだ状態で、太ももの付け根に両手を当て、手のひらの付け根部分で押しながら膝のほうに動かす。
手を離して力を抜く。
足を組み替えて2と同様に行う。気持ちいいと感じる程度に繰り返す。
血流を促すだけでなく、老廃物を排出するのにも効果的。
💡むくみや肩こりの解消をはじめ、疲労回復にも役立つ。
▼プロセス1:刺激するポイントの位置
小指と薬指、薬指と中指、中指と人さし指の間の部分が刺激するポイント。
▼プロセス2:ポイントを刺激する
ポイントに反対の手の指を当てる。手首側になぞるように刺激していく。反対の手も2と同様に行う。気持ちいいと感じる程度に繰り返す。
《 監修 》
梅澤 友里香(うめざわ ゆりか) ヨガティーチャー
“強く美しくしなやかに”“内側から輝く心と身体”をモットーとし、それぞれの身体や体質、心に寄り添った、人生そのものである“生きるヨガ”を提案。
WSや厚生労働省主催をはじめとした大型イベントの講師、監修の担当、プログラム開発を行う。
▶HP https://yurika-umezawa-yoga.com