2020.10.26
卵巣の状態を整えるには、血流をよくすることが大切です。血流がよくなると、卵巣に栄養が届きやすくなるほか、排卵後に子宮内膜が着床に適した状態になります。
今回は内臓を刺激することで血流を改善する、自宅で行う「鋤(すき)のポーズ」を紹介します。
鋤(すき)のポーズには体のリズムを整え、安眠を促すリラックス効果もあるため、おやすみ前のストレッチにおすすめです。
<ストレッチ前の注意点>
※首や肩に傷病、強いコリなどある場合は行わないようにしましょう。
※食後に逆転のポーズを行うことは特に避けましょう。
※マットレスの上など、不安定な場所では行わないようにしましょう。
※生理中の方は「鋤(すき)のポーズ」のストレッチは避けましょう。
あおむけになって膝を曲げ、両手を床に置く。
足を床から垂直に上げ、膝を伸ばす。
※首に不安がある方や生理中の方はこの状態でストップしてもOK。
手で床を押しながらお尻を持ち上げ、両足を頭の上方へとゆっくり倒していく。
お尻を持ち上げると不安定になる場合は、手を腰に当ててサポートする。
プロセス3の状態から、足先をさらに上方に倒し、床につける。この状態で3~5呼吸キープ。このとき、体重を首ではなく肩で支えるように意識し、目線はおへそをみるようにする。
息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻す。
《 監修 》
梅澤 友里香(うめざわ ゆりか) ヨガティーチャー
“強く美しくしなやかに”“内側から輝く心と身体”をモットーとし、それぞれの身体や体質、心に寄り添った、人生そのものである“生きるヨガ”を提案。
WSや厚生労働省主催をはじめとした大型イベントの講師、監修の担当、プログラム開発を行う。
▶HP https://yurika-umezawa-yoga.com