2022.12.01
妊活中、不妊治療中の方が気を付けなければならないことの一つとして、感染症の予防があります。
冬の代表的な感染症といえば、インフルエンザがあげられますが、コロナウイルスなども変わらず流行しており注意が必要です。
まず、ご自身で簡単に実行できる感染対策は、
①マスクの着用
②こまめな手洗い・消毒
③ゼロ蜜(密接・密集・密閉を避ける)
などがあげられます。1)
その他に、大事になるのは感染症の予防接種を受けることです。
予防接種は妊娠期間中に受けることができないものが大半です。
予防接種後2~3カ月間は避妊が推奨されているため2)妊娠前に妊活プランを妨げないタイミングで接種を検討する必要があるでしょう。
もちろん、一緒に住んでいるパートナーや家族も感染のリスクは変わりませんので、あわせて接種を検討しましょう。
また、風疹や水疱瘡などの感染症は胎児に影響があることと、妊娠中に感染症になってしまうと重症化するリスクがあるため特に注意が必要です。
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妊娠中に気を付けたい 感染症 。妊娠中・分娩中・出産後の感染「母子感染」とは?【医師監修】 – はぐふる (hug-full.com)
引用:
1)厚生労働省:2022年11月閲覧:感染拡大防止へのご協力をお願いいたします!|厚生労働省 (mhlw.go.jp)2)小児慢性特定疾病情報センター
≪正しい手の洗い方≫
(2022年11月閲覧:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf)