2022.12.01
冬は空気が乾燥して寒くなるため、さまざまな病気がはやる季節です。
ウイルスは乾燥した環境を好のむうえ、乾燥や低温によって体の防衛機能が低下することも病気が流行る理由です。
お子さんが保育園や幼稚園に通っている場合、日中は集団生活で過ごしているため、感染症はすぐに広がってしまいます。
今回は、子どもが冬にかかりやすい病気のうち「溶連菌感染症」、「インフルエンザ」、「RSウイルス」の記事を紹介します。
溶連菌感染症はさまざまな症状がでる病気です。
溶連菌はα(アルファ)溶血性、β(ベータ)溶血性、γ(ガンマ)溶血性の3つに分類されます。
小児の病気と関係が深いのは、β溶血性のβ溶連菌で、さらにA群、B群、C群、G群など20種類に分類されています。
これらのうち、主にA群β溶連菌の感染によって引き起こされる病気を、一般的に溶連菌感染症と呼んでいます。
『急性咽頭扁桃炎』『猩紅熱』『皮膚の感染症』『続発症』などの症状、検査やホームケアの方法を解説しています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こるウイルス感染症です。
子どもから高齢者まで幅広い年齢層で流行します。
一般的な風邪と比較して、全身症状が強いのが特徴で、
38℃以上の発熱や頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛といった症状が現れます。
治療法や予防法などを解説しています。
RSウイルスは家族同士の濃厚接触で感染することが多いといわれています。
家族内にRSウイルスを持ち込むのは、軽い風邪のような症状がある小学生ぐらいの子どもであることが多いといわれています
RSウイルスの詳細や、ホームケアの方法を紹介しています。
≪正しい手の洗い方≫
(2022年11月閲覧:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf)